きょう2月3日は節分です。熊本市の保育園でも豆まきが行われました。

元気なかけ声で準備万端の園児たち。しかし、いざ部屋に鬼が入ってくると…

それでも鬼を追い払おうとする勇敢な園児たち。ただ、その手に握られているのは豆ではありません。
この幼稚園では、数年前から節分の「豆」を新聞紙を丸めたもので代用し楽しんでいます。

さくらんぼ第二保育園 小野 未央 園長「豆だと小さいので食べてしまって誤嚥につながったり、事故になったりしかねない」

さらに、給食で豆を出す際には、柔らかく煮て提供するなどの工夫もしています。
厚生労働省によりますと、2014年から2019年の6年間で食品を誤嚥して窒息死した子どもは80人いて、その9割を5歳以下が占めているということです。

小野園長「伝統を楽しませて経験させてあげたいというのと安全面を配慮というので、兼ね合いが難しいが、そんな中でも楽しんで経験できたのではないかなと思います」

今年の鬼退治の手ごたえは?
園児「(豆を)投げるところが楽しかった」

園児「(鬼が)ドアから逃げていった」

伝統行事も時代とともに少しずつ姿を変えています。













