冷たい水にさらし甘味を引き出した季節限定の「寒ざらしそば」。
宮城県白石市では、その寒ざらしそばに使うそばの実を雪の下の清流から引き上げる作業が行われました。
3日は、白石市福岡の山林に、そば店の店主らが入り、1㍍ほど積もった雪を掘り起こしました。
そして、2週間前の大寒の日に水温0度の清流に浸したそばの実を引き上げていきました。
寒ざらしそばは、そばの実を冷たい水に浸して、あくを抜き、甘みを引き出したもので、なめらかなのどごしが特徴です。そばの実は、およそ540キロ、4000食分になります。

なごみ茶屋店主 佐藤幹朗さん:「今年も寒い日が続いたので、出来栄えとしては良いほうだと思う。あと1か月ぐらいかかりますが、ぜひみなさん食べに来てください」

引き上げたそばの実は、乾燥させたあと製粉されます。寒ざらしそばは、3月上旬から白石市の1軒、蔵王町の2軒のそば店で味わうことができるということです。














