青森県教育委員会は2日、県立三沢高校の生徒218人の個人情報が69日間にわたってインターネット上で不特定多数の人が閲覧可能な状態になっていたと発表しました。これまでに被害の報告はないとしています。

県教委によりますと、閲覧が可能になっていたのは三沢高校の2年生218人分の氏名や携帯電話の番号、健康調査の結果のほか、保護者の連絡先などです。去年実施された修学旅行の教職員用のしおりとして2年生の教職員がインターネット上のフリーソフトで作成したもので、2022年11月23日から2023年の1月30日までの69日間、不特定多数の人がネット上で閲覧できる状態となっていました。作成した教職員は関係者のみが閲覧できると認識していたということで、1月30日に外部からの情報提供で発覚しました。学校は1月31日には生徒に対して、2月2日の午後6時半からは臨時保護者説明会を開いて謝罪しました。青森県教育委員会は2日付で県立学校に情報管理の徹底を通知しました。