行方が分からなくなった学生をいち早く発見し、人命救助に貢献したとして、嘱託警察犬に感謝状とご褒美が贈られました。感謝状を受けたのは嘱託警察犬・ディアナ号と指導手の吉永由紀子さんです。防府警察署の藤村亨署長から感謝状と、ディアナ号の大好物・ジャーキーが贈られました。ディアナ号は1月17日、市内で行方不明になった10代の学生を捜索。自宅から200メートルほど離れた人目につかない田んぼにいた学生を、捜索開始からおよそ10分で見つけ出しました。
指導手・吉永由紀子さん:「(ディアナ号の)鼻つきが途中から変わって、ぐいぐい引いていったから、この近くにいるんだなって犬を信じてついていって。無事に発見できてよかったと思います」
嘱託警察犬は民間で飼育・訓練される中から審査に合格した犬が認定されていて、県内では31頭が活動しています。令和4年の1年間で、行方不明者の捜索のために45件の出動があったということです。