青森県南部町の名川中学校で昔の元服にあたる立志式(りっししき)が行われ、中学2年生の生徒たちが将来の決意を宣言しました。

立志式は数え年で15歳を祝う「元服(げんぷく)」にちなんだ儀式で、南部町では4校ある中学校すべてで行っています。2日は名川(ながわ)中学校の2年生53人が、将来の決意を漢字一文字に表し、そこに込めた思いを壇上で表明しました。

※宣言「『挑』何事も前向きに捉え、失敗を恐れず挑戦する人間になります」
※宣言「『本』何事にも本気で取り組む強い心を持った人間になります」

また、ウクライナから避難しているキリロ・ハルクシャさんも家族の前で力強く宣言しました。

※キリロ・ハルクシャさん「『強』夢に向かって進み、決して諦めない強い人間になります」

※キリロ・ハルクシャさん「最初は緊張していましたが、今はやりきって、いい気持ちです」

式に出席した保護者たちは昔の成人を迎えた我が子の決意に大きな拍手を送っていました。生徒たちは3年生への進級に向けて3つの決意も表明し、立志記念の歌を合唱して式を締めくくりました。