■プロ野球・ヤクルト春季キャンプ(2日、沖縄・浦添)

ヤクルトキャンプ2日目は、主砲の村上宗隆が23歳の誕生日を迎え初日に続きランチ特打を行った。この日は68スイング中19本の柵越え。バックスクリーン上部を直撃する推定140mの特大弾をはじめ、バックスクリーン直撃の2発など、バースデーを自ら祝う豪快アーチを連発した。

前日の特打では85スイング中11本の柵越えをマークし、好スタートを切った。さらに初の対外試合となる12日のDeNA戦に向けて、高津臣吾監督(54)に直接出場を志願。昨年は初の実戦(楽天戦)で本塁打を放っている。

3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も控え、侍ジャパンの主砲としても期待が高まる中、順調な調整を続けている。

■村上宗隆 2000年2月2日生まれ、熊本県熊本市出身。
17年ドラフト1位でヤクルトに入団。18年9月16日の広島戦でプロ初打席初ホームランを放つ。2年目の19年は36本塁打をマークし、高卒2年目以内におけるシーズン最多本塁打記録に並んだ。20年は28本塁打で巨人・岡本和真に3本及ばずリーグ2位、21年は39本塁打で岡本と並び本塁打王を獲得。22年は日本選手シーズン最多の56本塁打をマーク。史上最年少で三冠王に輝いた。