東京電力ホールディングスは、去年4月から12月までの決算で6509億円の最終赤字になったと発表しました。過去最大の赤字です。

東京電力ホールディングスが発表した去年12月までの9か月間のグループの決算によりますと、最終損益は6509億円の赤字でした。この期間としては過去最大の赤字です。

ロシアによるウクライナ侵攻などで、火力発電に使う燃料のコストが高止まりしていることなどが影響しました。

東京電力ホールディングスは、収益を改善するために、国の規制で上限が決められている家庭向け電力の「規制料金」の値上げを国に申請していて、今月中にも審査が始まる見通しです。