青森県田舎館村の新名物を目指し、村で発見された弥生時代の土器をイメージした器に盛られた「カレー」が完成しました。その名も「土器カレー」です。


田舎館村の新名物「土器カレー」。「道の駅いなかだて」での完成発表会では、田舎館村の鈴木孝雄(すずき・こうゆう)村長たちが「土器カレー」誕生の経緯を説明しました。

※田舎館村 鈴木孝雄村長
「この器でカレーを食べてもらって垂柳遺跡の宣伝と遺跡への理解を持ってもらう」

カレーの器は、村内で発掘された弥生時代の水田跡、垂柳(たれやなぎ)遺跡から出土した土器をイメージして、五所川原市の津軽金山焼で作られました。

この器に盛られたのはとんかつを添えたカレー。ご飯は、田舎館村産のつがるロマンと「たんぼアート」でも使われる柴黒米(しこくまい)が採用されました。さて、「土器カレー」のお味は。



※試食した関係者
「柴黒米がぷちぷちと、食感があっておいしい」「カレーの色合いが土器の色と似てるので華やかさはないと思うが弥生時代の地味な感じが出ているのでは」



田舎館村の新名物「土器カレー」は、「道の駅いなかだて」の「レストランジャイゴ」で2日から、1日30食限定で販売されます。