地域活性化などに取り組もうという企業を「投資」の形で資金面から支援しようと、高知信用金庫が新たな「投資事業組合」を設立しました。

高知信用金庫が2月1日付けで設立したのは「地域みらい投資事業組合」です。信金中央金庫の100%子会社「信金キャピタル」とともに立ち上げた組合で、高知に拠点があり、地域活性化や社会課題の解決に取り組もうとする企業や事業者を「投資」の形で支援します。出資額は5億円で期間は10年間です。

(高知信用金庫 山﨑久留美 理事長)
「やはりチャレンジをする、新しいこととか地域貢献になることにチャレンジする。その時に資金がないとスタートが切れない場合がありますので、巡ってきたチャンスをしっかりとつかめるように投資事業組合で資金を提供していく」

(信金中央金庫 佐々木英樹 常務理事)
「全国の共通の目線ではなく各地域地域のそれぞれの特色があって強みがある。その強みをいかすには今回の投資事業組合のように信用金庫単位で作る方がより有効でより効果的」

高知信用金庫は、今後も専門家とも連携しながら、地域活性化や成長が見込める事業に取り組む企業を積極的に支援したいとしています。