去年春に就任した馳知事としては初めてとなる当初予算案の編成に向けた知事裁定が31日から始まりました。

馳知事は、原材料の高騰分を価格転嫁できる施策や賃上げが期待できる取り組みを検討するよう求めました。県の新年度当初予算案に向けた知事裁定はきょう商工労働部から始まり、電気料金や原油の高騰に対応する「緊急支援」と、デジタル化・グリーン化の推進で県内産業の飛躍につなげる「成長施策」の重要性が示されました。

これに対し馳知事は、生産コストの高騰分を企業が価格転嫁できる施策と、労働者の賃上げが期待できる取り組みを盛り込むよう求めました。

馳知事
「やりたいことはもちろんたくさんありますが、県政の継承と発展を目指して。通年予算の初めての取り組みになるので気合を入れて取り組みたい」

去年3月に就任した馳知事にとって初めてとなる当初予算案は、2月21日に開会する県議会に提出されます。