東京都は障害者の就労を支援するため、およそ200社の企業との面接会など全国で最大となるイベントを都内で初めて開きました。

東京都がきょう開いたイベントでは、合同就職面接会におよそ1000人の障害者が参加し、障害者雇用に積極的な企業との面接に臨みました。参加企業はおよそ200社で全国で最大の就職面接会です。

また、実際の就職をする前に、職場体験実習を希望する障害者と企業との面談会も開かれました。

障害者の法定雇用率は2.3%ですが、東京都の実雇用率は2.14%と低くなっていることに加え、コロナ禍で就職件数が大幅に減ったことから、今回のイベントを開催したということです。

東京都の担当者は「イベントを通じて多くの障害者と企業が直接話す機会を作り、障害者の就職を支援していきたい」としています。