春に咲くチューリップを特殊な栽培方法で冬に開花させたアイスチューリップが、宮城県川崎町で見ごろを迎えています。
川崎町にある国営みちのく杜の湖畔公園の多目的ホールでは、赤やピンク、黄色など7品種およそ3600本のチューリップが咲き誇っています。

アイスチューリップは、チューリップの球根を夏の終わりからおよそ2か月冷蔵することで、冬と錯覚させてこの時期に花が咲くよう調整したものです。雪が降る、寒い時期に花をつけることからアイスチューリップと呼ばれています。
国営みちのく杜の湖畔公園植物管理担当 山下大貴さん:「春を感じてもらえる花を例年より多く入れているので、アイスチューリップをあわせて楽しんでもらい、春を是非より感じてもらえれば」

普通のチューリップは1週間ほどで散ってしまいますが、室温管理などを行い、2月下旬まで見ごろが続くということです。アイスチューリップが展示されているイベント「インドアガーデン」は3月5日までで、様々な春の花も楽しむことができます。















