全国高校選抜ラグビーの山口県予選決勝が29日、山口市であり防府市の高川学園が初優勝を果たしました。

決勝は去年と同じ顔合わせの大津緑洋と高川学園の対戦となりました。


試合開始早々の前半3分、

高川がトライを挙げて先制すると…。


さらに前半8分にもトライを決め攻勢を強めます。

その後も高川の勢いは止まらず、前半だけで6つのトライを奪って36対3で試合を折り返します。


後半に入っても高川が攻め込む展開。圧巻は14番・野村映登の走り。50メートル5秒台という抜群のスピードで大津の守備陣を切り裂き、トライを量産します。

野村映登選手「仲間が回してくれて外からとって、そこからチームが勢いがついたんでよかったと思います」

守っては果敢にアタックを仕掛ける大津緑洋を粘り強く跳ね返し、トライを許しませんでした。試合は、高川学園が74対3と大津緑洋を圧倒し、初めての優勝を果たしました。


高川学園 大嶋柚楽主将(2年)「自分たちも足の速い選手もたくさんいるんで、自分たちの展開ラグビーを維持しながらやっていけました
自分たちの得意なタックルを武器に必ず選抜に行きたいと思います」

2月12日から始まる中国大会には山口県内から高川学園と大津緑洋が出場します。