3年以上も続いたマスク生活はどう変わるんでしょうか?
5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることが決まった新型コロナの感染症法上の分類。
「個人の判断」とされたマスク着用、あなたはどうしますか?
島根県 丸山達也知事
「感染症法上の扱いが変わると病原性が低下したり感染力が低下したりするわけではない。ウイルスは人間には忖度してくれませんから。」
26日、危機感を募らせた島根県の丸山知事。
政府は5月8日に新型コロナを「5類」に引き下げ、医療費などの公費負担については段階的に縮小し、医療体制とあわせ具体的な方針を示すとしました。
さらに。
記者 木谷茂樹
「今回発表された5類への引き下げ。コロナ禍以降感染予防として着用してきたこのマスクなんですが方針では個人の判断に委ねられることになります。」
政府はマスクの着用については「屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねることを基本とする」としました。
そこで街の人に聞きました!マスクの着用はどうしますか?
街の人は
「(5類以降も)着けようかなと…周りも外さないかなっていう。」
「(5類以降も)僕は外す気はないですね。マスク着けるのに安心してしまっている。顔見られるのが苦手なので。」
「着けます。他の方に咳したら嫌だと思われる自分自身も付けた方が安心感。」
「多分着けていると思います。暑くなったら外は絶対取って人がいたら嫌だなという感じで着ける。」
島根県 丸山達也知事
「(5類の方針内容について)政府の偉い人たちが頭ひねってやられていると期待している。感染は拡大しますよ絶対に。隔離していた人が隔離されなくなるわけだから、さらにマスク外したら、さらにですよね。」
今後、効果的な場面などを周知する方向で対応が検討されているものの、基本、「個人の判断」に委ねられるマスク着用。街の声を聞く限り、すぐに「マスクなし」とはならないような気配です。