八戸国体で8年ぶりの優勝を目指すのがアイスホッケーの成年チーム(青森県)です。攻撃の要として出場する武田裕大(たけだ・ゆうだい)選手には選手ではない別の顔も。リンクを離れた経験も糧に地元の大舞台に臨みます。

本番さながらに激しく接触しながらパックを追う選手たち。2月1日の国体初戦に向けて最終調整に臨んでいるアイスホッケーの成年チーム(青森県)です。このチームの中心にいるのがフォワードの武田裕大選手、全身でパックを死守する泥臭さとスピードを生かした得点力でチームをけん引します。

※アイスホッケー成年男子 武田裕大選手
「国体はやっぱり特別。自分にとっては特別です」

青森県勢はこれまで北海道、東京に次ぐ9回の優勝を果たしていますが、武田選手は中学1年生のときに観た地元国体で青森県代表が23年ぶりに頂点に立った景色が目に焼き付いています。

※アイスホッケー成年男子 武田裕大選手
「優勝の時は新井田(インドアリンク)の観客席も満席で。あの時みたいにリンクの上で優勝して監督を胴上げしたい」

2015年以来の優勝を目指すチームにとって武田選手は若手とベテランの橋渡し役だとキャプテンの最上義崇(もがみよしたか)選手は評価しています。

※アイスホッケー成年男子 最上義崇主将
「エースだけど分け隔てなくみんなと話もするし話しかけられもする。本当にチームのつなぎ役でユーモアもあるのでチームの中核」


