この週末に大雪に見舞われた青森県内は各地で雪が降り積もりました。青森市では、一時95センチとなり市は豪雪対策本部を設置して幹線道路の除排雪などを強化して市民生活の安全確保にあたります。

冬型の気圧配置が続く青森県内はこの週末、各地で雪が降り続きました。30日午後6時の各地の積雪は青森で79センチ、弘前で77センチ、平川市碇ヶ関で70センチなどとなっています。青森市では29日午後2時に積雪が一時95センチに達し市民生活に影響が出ています。

※青森市民は
「国道がすごく混んでいて、ここまで来るのが大変でした。昨日も(雪かきを)3回くらいやった、家の周りとか歩道とかすべてやったら結構厳しかった」

30日は降雪も小休止となりましたがこの先も積雪が予想されるため、青森市では29日豪雪対策本部が設置されました。

※青森市 能代谷潤治(のしろやじゅんじ)副市長
「道路状況の悪化を未然に防ぎ、また市民生活の安定および道路交通の確保を図るため雪害防止対策を強化する必要がある」

青森市によりますと、29日までに3400件の除排雪に関する要望があったということです。青森地方気象台によりますと、このあと青森県内では雪の降る所が多く、ふぶく所もある見込みで気象台はこれまでに降った雪で路面状態が悪く、車の運転などに注意を呼び掛けています。