政府は、きのうの新型コロナ対策本部で、スポーツイベントやコンサートでは引き続きマスクの着用を求める一方、収容定員100%でも、大声での応援を認めることにしました。運用が始まって迎えた都内のスポーツイベントを取材しました。
上村キャスター
「秩父宮ラグビー場にやってきました。試合前で、たくさんの観客のみなさんがきていますが、どんな応援のしかたを期待しているのでしょうか」
こちらの競技場では、政府の運用変更を受け、これまでの規制を撤廃したわけではありませんが、お客さんの気持ちは盛り上がっています。
観客
「小さい声で、この頃はぶつぶつ言うだけだったけど、大声出せるのがすごく嬉しいので、がっつり点を取ってほしい」
「(今まで)我慢していたけど、それをしなくてよくなったのがすごく嬉しい」
「今は選手と触れ合える機会が少ないけど、この機会を大事に応援していきたい」
そろって大声で歌える座席は、一部のエリアに限定。そのエリアに限っては入場制限もあり。収容人数の50%です。コロナ前の盛り上がりを取り戻すのは簡単ではありませんが、そのエリアを訪ねると、今後の復活を期待していました。
観客「向こうの(席の)方たちも少し声を出せるようになるし、きょうから太鼓を使って応援していこうと」
上村キャスター「太鼓は、いつぶりですか?」
観客「3年ぶり、気合入っていきます」
ラグビー観戦については、本格的な規制の緩和は、これから検討するとのこと。政府が決めた“大声制限や入場制限”の撤廃は、ゆっくり広がっていきそうです。
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