安曇野市の犀川で冬の間だけ出会えるのが、越冬のためシベリアから渡ってくる、コハクチョウです。

安曇野にハクチョウが飛来するのはこの冬が39シーズン目で、例年この時期にピークを迎えます。

地元のアルプス白鳥の会によると、先週半ばに一気に数が増え、きょう時点で確認されているのは2か所で320羽。

去年の半数ほどに留まっていますが、元気に鳴き声をあげながらえさをついばんだり羽を広げたりして、リラックスした姿を見せています。

(アルプス白鳥の会・会田仁さん)「雪の背景が似合います。けがなくみんな元気でここからシベリアに向けて帰ってほしいです」

コハクチョウはあと1か月ほどこの場所で過ごし、徐々に北へ向けて飛び立っていきます。