土砂崩れが発生しバスが巻き込まれた場合を想定し27日、宮城県柴田町で、自衛隊と消防が連携した初めての訓練があり、救助の手順などを確認しました。

陸上自衛隊船岡駐屯地で行われた合同訓練には、自衛隊と仙南消防本部からおよそ100人が参加しました。

訓練は、大規模な土砂崩れが発生し、バスが巻き込まれたという想定です。けが人は、緊急度や優先順位を決める「トリアージ」を行った後、救護テントに運ばれました。

また、重傷者はヘリコプターで病院に搬送しました。



陸上自衛隊船岡駐屯地・宮本信一1等陸尉「消防と連携させていただいて、隊員の練度を常に向上・維持させていくべき」
仙南消防本部・阿部和弘警防課長「自衛隊のマンパワーを借りて、長時間に及ぶ災害対応などができる」

自衛隊と消防は、今後も、合同訓練をすることにしています。