実習船「海友丸」が生徒を乗せ、遠洋航海に向けて出発しました。山口県長門市の仙崎港で出航式がありました。「海友丸」には、水産や海洋技術を学ぶ、長門市の大津緑洋高校の28人と福岡県立水産高校の8人、合わせて36人の実習生が乗り込んでいます。

大津緑洋高校 海洋技術科2年・都秋涼さん:「苦しいときは仲間と励まし合って生活していこうと思います。そして遠洋航海から帰港するときには、今までとは違う自分たちを家族に見せたいと思っています」
生徒たちは全員がPCR検査で陰性と確認され、その後2週間、四国から九州を1周するなどの沿岸航海をしました。感染対策として1度も上陸することなくきょう太平洋に向け出航しました。

見送る家族:「おなか大丈夫?おなか治った?頑張ってよ」
コロナ前に行われていたハワイでの交流会などは今年も見送られ、生徒たちは上陸せずに小笠原沖のマーシャル諸島からマリアナ諸島で、マグロはえ縄漁の実習をすることにしています。
保護者:「船に乗りたいと、漁師になりたいといって頑張ってきているので、マグロをしっかり捕ってきてほしいです」
「海友丸」は3月18日に仙崎港に帰ってくる予定です。














