■プロ野球 ヤクルト 1ー3 中日 (3日 神宮)

中日は井上一樹監督が指揮を執る最終戦を制し、連敗を5でストップ。60勝81敗2分の借金21とし、ヤクルトとの対戦成績は15勝9敗1分と大きく勝ち越して終えた。また1差で追う5位・ヤクルトが残り2試合を全敗した場合のみ、勝率差で最下位脱出となる。

試合は2回に適時失策で先制すると、先発・髙橋宏のスクイズで加点する。髙橋宏が4回に増田の適時打で1点を失うもその後の満塁機を凌ぐと、7回に村松の犠飛で再びリードを広げた。髙橋宏は7回8安打1失点(自責1)で今季5勝目(7敗)。8回は吉田、9回は松山と無失点でつなぎ、松山は31セーブ目を挙げた。また規定打席到達まで残り6としていた福永だったが、5打数無安打で1打席届かず、自身初の快挙とはならなかった。

スタメン野手はヤクルト先発・高梨に対し、1番セカンド・福永、2番ショート・村松、3番レフト・細川、4番ファースト・サノー、5番サード・石川昂、6番ライト・花田、7番センター・岡林、8番キャッチャー・石伊のオーダーを組んだ。

初回の攻撃は1死から村松が四球を選ぶも、細川、サノーがフライアウト。それでも2回に石川昂、花田の連打で無死一、二塁とすると、1死から石伊のサードゴロが松下の悪送球を誘い先制。なお髙橋宏が初球を一塁線へ絶妙なセーフティースクイズを決め2点目を奪う。

先発・高橋宏は今季19度目の登板で、ここまで4勝7敗、防御率2.70。前回の9月21日・広島戦(バンテリンドーム)は7回4安打無失点で勝ち投手。ヤクルト戦は今季7度目で、3勝1敗、防御率2.31。

髙橋宏は2回まで毎回三振を奪う完璧な投球を見せると、3回は1死から8番・松下にセンター前安打も高梨の犠打を自身の好フィールディングで併殺打に仕留め、無失点に封じる。

4回の攻撃は2死から岡林、石伊の連打で一、二塁の好機を作ったが、髙橋宏が初球で投ゴロ。するとその裏、髙橋宏は先頭の1番・長岡のライト線二塁打と犠打で1死三塁を招くと、3番・増田のセンター前適時打で1-2。

なお山田、西村にセンター前へ連打を浴び1死満塁の大ピンチを背負った髙橋宏だったが、田中を空振り三振、古賀を右飛で最小失点に凌ぐと、5回は2死から長岡にライト前安打も岩田を一ゴロに抑える。

そして6回は先頭の増田、山田の連打で無死一、二塁も西村を遊ゴロ併殺打で2死三塁。田中を見逃し三振に斬り無失点に抑えた。

7回の攻撃は先頭・岡林が四球で出塁すると、石伊がセンター前安打でつなぎ4回以来の好機を演出。髙橋宏は犠打失敗の投ゴロで1死も、福永の死球で満塁とし、村松の中犠飛で1-3と再び2点リードに。

髙橋宏は7回もマウンドに上がると、古賀を三ゴロ、この日現役引退の代打・石川を全球直球勝負で三飛、代打・内山を一邪飛と2回以来の3者凡退に抑え、7回103球、被安打8、奪三振6、無四死球、1失点(自責1)で勝利投手の権利を持って降板。8回は吉田が長岡、岩田を空振り三振、増田を遊飛と完璧に抑える。

9回の攻撃はヤクルト5番手・丸山翔に対し先頭・岡林がセカンド・内山のファンブルで出塁すると、犠打で1死二塁としたが、代打・川越が遊飛、福永が空振り三振に倒れる。3-1の2点リードで迎えた9回裏は、守護神・松山が無失点に抑えてゲームセット。