医療と地域をつなぐ「腹の見える関係」
松田医師は、地域の診療所で臓器にこだわらずすべての病気を診る今、流行りの総合診療医です。
なぜ、医師が文化祭を開催するのでしょうか。
ファミリークリニック さっぽろ山鼻 松田諭院長
「地域共生じゃないですが、医者だけが健康を守るわけじゃなくて、地域の人たちがそれぞれでつながって健康を守れば一番の予防医療にもなる」
医師にとって単に患者の病気を診るだけではなく、家族構成や日ごろの暮らし、地域の医療や福祉とのつながりを知ることも大切なのです。
文化祭では、在宅医療を軸に地域づくりを実践するゲストの講演会も行われました。
さらに、文化祭には、もうひとつ大切な目的があります。
3週間前、文化祭の最終打合せに集まったのは地域の看護師、訪問介護の職員、整体師、さらに、NPO法人のスタッフもいます。
NPO法人くるりんlabo 中安恭平代表
「医療が必要な子どもたちを支援するというよりも、その子たちの活躍の場を提供する」
みかん訪問看護ステーション 伊藤玲取締役
「まず大病院に行って医者の診断を受けないと治療が始まらない。そういうようなことを隣の看護師さんに気軽に聞いてみたら、実は薬局で薬を買うだけで済んだとか、そういったことはやっぱりあります」
松田医師は、地域の医療を支えるには日常からの横の連携=顔の見える関係が大切だと考えています。
ファミリークリニック さっぽろ山鼻 松田諭院長
「よく多職種連携とかって言いますが、顔の見える関係でもあまりうまくいかなくて、腹の見える関係。そういうちょっと無理の言い合える関係を地域全体で作れれば」
医師が地域を知ればそこに住む人たちが健康になり、その結果、まちも元気になる。松田医師は、そう信じています。














