25日に続き宮城県内は、26日朝も冷え込みが強まりまり、水道管の凍結が相次ぎました。
仙台市太白区にある水道設備業者には25日から凍結トラブルの問い合わせが相次いでいるといいます。
大盛設備工業 荒澤敏信工事部長:「きのうきょうで、すでに10件以上の問い合わせ来ている状態です。凍結で給水管が凍って水が出ない症状とか、凍結によって配管が破裂してしまって水が噴き出しているというのが多いです」

修理の依頼があった家に向かうと…。この家でひとり暮らしをしている80代の男性。25日朝、水道管が凍結したと見られ水が出なかったと言います。
住人の男性:「きのうは全然出なかった」

26日午前中に台所や風呂場の水が出るようになりましたが、トイレの水はまだ凍っていました。
大盛設備工業 荒澤敏信工事部長:「ちょろちょろ水は出るんですが、完全な状態ではないので、もうちょっと様子見てみてください」
次に向かったのは、水道管が破裂したという住宅。こちらの家では、25日から水道管が凍結し、26日午前中にやっと出るようになりましたが、水道管から水があふれていたといいます。

大盛設備工業 荒澤敏信工事部長:「あ、これだ。破裂しちゃってて、ヒーターが効かなかったためにここが凍って破裂したかたちです」

水道管についている凍結防止ヒーターの故障が原因でした。
大盛設備工業 荒澤敏信工事部長:「寒波が来るのはわかると思うので、その時は水抜き線をあけてもらって配管の水を抜いてもらって、夜を過ごしていただいた方が間違いない」

27日朝の予想最低気温は、仙台で氷点下4度など、各地で厳しい冷え込みとなる見込みで、路面の凍結や水道管の凍結などに引き続き注意が必要です。














