日本とロシアの関係は? 「再び、正常な善隣関係を築くことができる」

ーー日ロ関係についても質問します。ロシアが「東方シフト」を強める中、 日本やアジア諸国との関係はどうあるべきだとお考えですか?

ルイバコフ氏:
ロシアはどの国とも、相互尊重に基づく正常な関係を築くべきだと思います。もちろん日本とも善隣関係を築き、文化・学術交流や経済関係を発展させていくべきです。

確かに、ロシアと日本の関係は決して簡単なものではありません。しかし、これまで両国の間にどれほど多くの良い出来事や良い時期があったか、思い出してみてください。 政治情勢が変われば、人々の関係は非常に友好的で、素晴らしいものになると確信しています。

私自身は自宅で毎日、日本のことを思い出しています。壁に、朝日と空を飛ぶ鶴が描かれたTシャツを飾っているからです。

私はサンクトペテルブルクの出身ですが、日本で地震が起き、その影響でフィギュアスケート選手権が東京からサンクトペテルブルクに移された時、大きなスタジアムでこのTシャツを着ました。日本と日本の人々への連帯を示すため、会場にいた人たちも同じTシャツを着ました。

人々は互いに愛し、尊重し合い、平和に暮らし、明日のことを恐れずに生きたいと願っているからです。私達にはそのための可能性もチャンスも十分にあります。

ロシアには、日本文化に深い敬意を持ち、日本文化を学んでいる人が大勢います。私のオフィスには日本の自然が描かれた2026年のカレンダーが掛かっています。

私たちの党にはアレクサンドル・グネズディロフという演出家がいて、日本文化を研究しています。彼は日本の作家の作品をもとにした舞台を定期的に上演しており、私たちの党の事務所でも公演を行っています。

ですから、私たちは次のことを理解しなければなりません。

今、政治家たちは人々が平和や善意、安心、そして相互理解を感じられる雰囲気をつくるという役割を果たせなかったのです。だからといって私たち市民まで何もしなくていいということではありません。

そして将来、もちろん私たちは再び、正常な善隣関係を築くことができるでしょう。