『リンゴ』の写真をネットに投稿すれば、平和を求めていることが伝わる

ーー「ヤブロコ」は今後どのように国民の声を政治の世界に届けていきますか。

ルイバコフ氏:
3つの方向で取り組んでいます。

まず一つ目は、この決定について引き続き上訴していくということです。ロシアには最高裁判所、憲法裁判所もあります。私たちは「ヤブロコ」の選挙への参加を認めさせるためには、投票日まで、この問題が審理されるべきだと考えています。

二つ目は選挙キャンペーンを引き続き行っていくことです。「ヤブロコ」から小選挙区に立候補している候補者は130人います。ロシアの国家院(下院)は、半数が政党別の比例代表で、残る半数が小選挙区の候補者によって構成されるからです。私たちは地方議会選挙にも参加しています。そのため現在も大規模な選挙キャンペーンを続けています。9月には、ロシアのおよそ9000万人が「ヤブロコ」の候補者に投票することができます。

そして三つ目は私たちが「平和と自由」を求める選挙キャンペーンを続けていることです。インターネット上でも支持者たちとともにキャンペーンを続けています。彼らは投稿したり、コメントしたり、自分たちで様々な動画を撮影したりしています。 私達「ヤブロコ」という政党も、政治家である私自身も、今始まっているこの大きな運動の一部にすぎません。

そしてロシアでは「リンゴ」がこの運動の象徴となっています(ロシア語で「ヤブロコ」=リンゴ)。何か不思議な力が働いたかのようですが、人々は平和を訴える政党があることに気づきました。今では、ロシアのインターネットやSNSで、リンゴの写真を一枚投稿するだけで、その人が平和を求め、「ヤブロコ」を支持していることがすぐに分かります。

しかも自分のSNSで自主的に発信している個人だけでなく、多くの企業もこうした投稿をしています。ここ数日は、アパレルブランドも、リンゴを持ったモデルの広告を出しています。街では、人々がお互いにリンゴをプレゼントしています。つまり、これは人々が自発的に始め、自ら進めている運動なのです。