落語家・林家木久扇さんが、米寿と芸歴66周年を迎えるにあたり、18日、記念落語会「祝・米寿 木久扇祭り!」を開催。本番前に報道陣の囲み取材に応じ、木久扇さんが描いた「錦絵」も披露されました。

林家木久扇さん


去年10月19日に、88歳の誕生日を迎えた木久扇さん。〝自分でも驚いてますね。88歳まで生きると思わなかった〟と、率直な思いを吐露。来月には89歳を迎え、〝楽屋では最高齢なんですけど、頼られちゃって何でも相談されちゃってね。自分のことで精一杯なのにね〟と笑顔を浮かべ、〝「長老」っていったら、楽屋でチョロチョロしてるのが良いんじゃないと思っていたんですけど。そうもいかないんでね〟と、軽快な喋りで笑いを誘いました。

林家木久扇さん



すると、長老の悩みとして〝楽屋にいると(誰も)話しかけてくれない。こっちから何か言わないと、皆さん避けてるというか。雑談ができない。そういう(寂しい)気分になったこと初めてですね〟と、伏し目がちに語りました。

林家木久扇さん


2000年に胃がん、2014年に喉頭がんを患い、大病を乗り越えてきた木久扇さんは〝がん2回やって、腸閉塞にもなって。3回くらい死にそうになったんです。だからそんなに体が強くないんです〟と告白。健康のためにやっていることを聞かれると〝毎朝、剣道の素振りを50本やってる。横隔膜が広がってたくさん呼吸している。それ以外に、加圧ベルトをモモにギューっとしめて足をブラブラさせる〟と日課を語りつつ、〝それと、長生きの秘訣は「嫌いな人には会わない」〟と言い放ち、ドッと笑いが起きました。〝気分が下がりますからね。なるべくうまく会わないようにしております〟と、満面の笑みを見せました。

林家木久扇さん


また、「シン林家木久蔵ラーメン」を去年から発売している木久扇さん。〝バルセロナ五輪の時に、バルセロナにお店出したんですよ〟と思い出を語りだし、〝失敗したのは、スペインの人は猫舌で熱々のラーメンが食べられない。あと箸の使い方が分からなくて、しばらく眺めてるんですよね〟と回顧。

林家木久扇さん



〝あとバルセロナの水道水が硬水なんですよ。メンマが全然柔らかくならなくて、浄水器を買ってきて。7000万円かかっちゃったのね。赤字で。嫌になっちゃう〟と、ご機嫌ナナメに。と思えば、〝でも今、公演のネタにしてますから、それで取り戻してる(笑)〟とお茶目に笑い、会場を和ませました。

【担当:芸能情報ステーション】