■プロ野球 阪神 7-2 広島 (17日 甲子園)

阪神は広島に2発7得点の快勝。負ければ4年ぶり、また藤川政権初の8連敗だったが回避し、対戦成績を10勝9敗1分。そしてシーズン成績を70勝57敗1分の貯金13に増やし、2位・巨人はこの日試合がないため、優勝マジックを1つ減らして「13」とした。

試合は初回佐藤、大山の連続タイムリーで3得点を奪うと、2回には森下のタイムリーで4点差に。先発・髙橋は4回に坂倉の適時内野安打で1点を失うも、直後に森下が佐藤と1本差に迫る34号2ラン、さらに大山の16号ソロで3得点を挙げ突き放した。先発・髙橋は6回大盛に6号ソロ被弾も、6回5安打10奪三振、2失点(自責2)の快投で両リーグ最多の14勝目(3敗)をマーク。7回以降はドリス、石井、工藤が無失点リレー。

スタメンは1番センター・近本、2番セカンド・中野、3番ライト・森下、4番サード・佐藤、5番ファースト・大山、6番レフト・前川、7番ショートにこの日昇格の木浪、8番キャッチャー・伏見、9番ピッチャー・髙橋のオーダーを組んだ。

初回は1死から中野がサード・坂倉の悪送球により出塁。森下の四球で得点圏に走者を置くと、佐藤の右翼フェンス直撃の適時二塁打で先制に成功すると、大山が左翼線へ走者一掃の適時二塁打を放ち、広島先発・床田から3得点を先取。またチームは7戦ぶりの複数得点。

2回には2死から近本、中野の連打で一、三塁とすると、森下のレフト前適時打で4点差に突き放した。

先発・髙橋はリーグトップ13勝(3敗)、リーグ2位の防御率1.94で今季21度目の登板。前回の9日・広島戦(甲子園)は6回1/3を8安打2失点(自責2)で負け投手。広島戦は今季4度目で、ここまで1勝1敗、防御率2.95。

初回は1番・大盛、菊池を連続空振り三振に斬るなど完璧に抑えた髙橋。2回は1死から5番・佐々木にレフト前へ初被安打も、佐藤啓を見逃し三振、石原を遊ゴロに抑えると、3回は勝田、床田、大盛から3者連続三振を奪う。

3回裏の攻撃は、1死から前川が右中間への二塁打と木浪の二ゴロ進塁打で2死三塁。次打者が投手のため、伏見が申告敬遠されたが、髙橋が初球で投ゴロと2者残塁に終わる。

すると直後の4回に、髙橋が先頭の2番・菊池、中村奨にセンター前へ連打を浴びると、坂倉への投じた6球目カットボールをキャッチャー・伏見が逸らす間に二走の三塁進塁を許したが、一走・中村奨は二塁でタッチアウトに仕留め1死三塁。

そして坂倉にセカンドへの適時内野安打を許し4-1も、後続の佐々木を空振り三振で最少失点に凌ぐ。その裏、先頭・近本がレフト前安打、1死から森下が左翼ポール直撃の34号2ランを放ち6-1。さらに2死から大山がバックスクリーンへ16号ソロを運び7-1とした。

大量援護をもらった髙橋は6回表。先頭の1番・大盛にカウント1-1から直球をセンターバックスクリーンへ6号ソロを被弾し7-2も、菊池、中村奨を遊ゴロ、坂倉を見逃し三振と後続を抑える。

髙橋は6回90球、被安打5(1被弾)、無四死球、奪三振10、2失点(自責2)でキャリア初の規定投球回をクリア、また勝利投手の権利を持って降板。7回はドリスが先頭・佐々木にレフト前安打も、佐藤啓を左飛、代打・持丸を空振り三振、勝田を遊直。

8回は石井が先頭の代打・野間に四球、その後1死から菊池にレフト前安打で一、二塁としたが、中村奨を二直、坂倉を3ボールから最後は二ゴロで無失点に封じる。

そして5点リードで迎えた9回表は、4番手・工藤が先頭・佐々木にショートへの内野安打を許したが、持丸から見逃し三振を奪うなど後続を抑え試合を締めた。