神奈川県警・第二交通機動隊で不適切な交通違反の取締りを行ったとして起訴された元警察官の男の初公判が行われ、男は「違法性の認識が薄かった」と話しました。
虚偽有印公文書作成・同行使の罪で起訴されたのは、神奈川県警・第二交通機動隊の元警察官・中田雄一被告(42)です。
起訴状によりますと、中田被告はおととし1月、神奈川県伊勢原市で速度違反を取り締まる際、規定の追尾測定を行っていないにもかかわらず、報告書にうその記入をしたなどの罪に問われています。
きょう午後、横浜地裁で行われた初公判で、中田被告は起訴内容について認めましたが、「当時、このような取締りが許容されていて、違法性の認識が薄かった」と話しました。
検察側は、神奈川県警で2022年3月ごろから、緊急走行の際に、車のグリル部分の赤色灯に加えて屋根に設置されている赤色灯の点灯も必要になり、対象の車両が警察車両に気づいて減速することが多くなったことから、中田被告が「以前の検挙数を維持するのが困難になった」と指摘。
また、中田被告が上司から注意を受けても、不適切な取締りをやめなかったとしました。
次回の裁判は来月28日に行われる予定です。
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