土地取り引きの目安となる土地の値段、地価調査の結果が発表されました。山口県の住宅地の変動率は、27年続いた下落から横ばいに転じました。

調査は住宅地や商業地など、2026年7月1日時点の土地の価格を県内の395か所で調べたものです。

住宅地の1平方メートルあたりの平均は2万6600円となり、変動率は27年続いた下落から横ばいに転じました。所得の改善や低金利の維持で住宅購入や不動産投資をしやすい環境が続き、山陽側の中心市街地などで上昇がみられました。

また、商業地の平均は4万5500円で、変動率は2年連続の上昇となりました。

価格が最も高かったのは、住宅地は「下関市秋根本町1丁目2番4」で8万7000円。

商業地は「岩国市麻里布町2丁目72番3」で14万5000円でした。

調査に当たった不動産鑑定士は「資金が不動産に流れやすい経済状況を背景に、安定した不動産需要を反映した結果となった。インフレ経済への移行により地価上昇のトレンドは当面続くとみている」と指摘しています。

また、2027年8月末の閉店を発表した大丸下関店の影響については「限定的または過渡的なものにとどまると捉えていて、駅前1等地の立地優位性と今後の再開発動向の両面を総合的に見極める必要がある」としました。