大雨で道路が冠水し車が水没した場合に備え、15日、山口県警宇部署の警察官が専用のハンマーでガラスを割り脱出する訓練をしました。

訓練したのは、宇部署の警察官およそ30人です。全国的に大雨による車の水没が相次いでいることから行われました。

災害対応に当たる警察官も、水没した車に閉じ込められる可能性があります。警察官は緊急脱出用のハンマーや警棒でガラスを割って、脱出したり、乗員を助け出したりしました。

指導にあたった日本自動車連盟、JAFの指導員によるとフロントガラスは事故の衝撃で割れにくいようフィルムが貼ってあるため、緊急時にはサイドガラスを割るということです。

ハンマーがない場合は座席のヘッドレストを使う方法もありますが、ガラスが割れにくいため警察は推奨していません。

宇部署 地域課 高崎一孝 巡査
「こういった訓練っていうのもなかなかできないので、実際割ってみて自分がどの程度の力で割れるのかってのを経験できてよかったなと思います。警棒では思いのほか軽くできたなと思います」

JAF山口支部 村上知彌さん
「水没して閉じ込められた際にもガラスを割って、万が一の際にも脱出できることができますので、必ず脱出用ハンマーは運転席から手が届く位置に確実に置いていただくようお願いします」

JAFの指導員は水深30センチの場所を車で走ると、エンジンなどに水が入り動かなくなると注意を呼びかけていました。