世界大会でもメダルを獲得した“義足のスプリンター”パラ陸上の池田樹生選手が、高知県四万十市の小学校で、特別授業を行いました。児童たちは「早く走るためのコツ」だけでなく、障害や互いの違いについても理解を深めていました。
中村南小学校で特別授業を行ったのは、パラ陸上の池田樹生選手です。

先天性の障がいで右腕と右足の一部がない池田選手は、高校から始めたパラ陸上で頭角を現すと、2017年のロンドン世界パラ陸上ではリレーで銅メダルを獲得するなど、トップ選手として活動しています。授業で池田選手は、「1つのものでも視点が変わると見え方も変わる」ことを児童たちに伝えました。
そして後半は、体を動かす授業。筋力・体幹を鍛える動きを実践した児童たちは、「早く走るためには正しい姿勢が重要である」ことや、そのために必要なジャンプ力を鍛える基礎練習方法などを、楽しみながら教わりました。

▼児童
「(義足は)すごく重くて意外でした。これから意識して(運動を)頑張りたいなと思いました」
「楽しかったです。勉強になった。今度、陸上の記録会があるので教わったことを生かして走りたいです」
▼池田樹生 選手
「パラスポーツは『障害者スポーツ』とよく言われるんですけど、『体の障害』ではなく『一生涯』のほうだと僕は捉えているので、子どもたちもぜひ、今楽しむのもそうですし、将来おじいちゃん・おばあちゃんになったときも、『体を動かす楽しさ』を感じ取ってもらえたらと思います」

池田選手との特別授業を通じて、児童たちは「互いの違いを知り、深く理解する」ことの大切さを学んだようでした。














