■高校野球女子選抜 0-7 イチロー選抜 KOBE CHIBEN(13日、東京ドーム)
今年で6回目の対戦となった「高校野球女子選抜」と「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」のエキシビションマッチが行われ、KOBE CHIBENが7-0で勝利した。先発したイチローは9回を投げ抜き、17個の三振を奪う力投を見せ、2年連続となる完封勝利をあげた。
1回表、先発の投手・イチロー(52)がマウンドに上がった。先頭の福田稟(神戸弘陵)に3球目をセンター前に弾き返されると、盗塁も許し、いきなり無死二塁のピンチを迎える。それでもイチローは、続く打者を変化球で空振り三振に抑えると、3番には三ゴロ。ここはサードの松井秀喜(52)が落ち着いて一塁へ送球。2死二塁として、4番・髙橋理桜(駒大苫小牧)も変化球で空振り三振に抑えた。
その裏、KOBE CHIBEN1番の打者・イチローは、3球目に手を出し遊ゴロ。2番には2年連続出場の松井稼頭央(50)が入ったが、変化球をひっかけて一ゴロに倒れた。高校野球女子選抜の先発、全国大会優勝投手の山戸優菜(神戸弘陵)の前に三者凡退に抑えられた。
2回表、投手・イチローはテンポのいい投球で3者連続三振に抑え、ベンチ前で「よっしゃー」と声をあげた。その裏、4番・松井秀は左中間を破る二塁打で出塁すると打線が繋がり、松井が先制のホームを踏み1点を先制する。
3回裏、無死一塁の場面で回ってきた打者・イチローの第2打席。3人目の出口葉雪(高知中央)に対し、ファールで粘った7球目、甘く入ってきた変化球をライト前に弾き返し、一・二塁とチャンスを広げる。続く松井稼は四球を選び、1死満塁で松井秀に打席が回った。松井はフルカウントからの6球目を振り抜くと、レフト前に落ちるタイムリー、さらに1点を加え、3-0とKOBE CHIBENがリードを広げる。
4回、投手・イチローは厳しい表情でテンポよく投球を続け、2者連続三振。続く打者の遊ゴロを松井稼が軽快にさばいて、この回も無失点に抑えた。その裏、無死一・二塁で迎えた打者・イチローの第3打席。外角の変化球に手を出して遊ゴロ。併殺は逃れ1死一・三塁で松井稼はタイムリー内野安打を放ち、1点を追加する。さらに一塁に松井稼、二塁にイチローを置いて、4番・松井秀は四球を選び満塁としたが、後が続かなかった。
5回、投手・イチローは死球やけん制悪送球で、この試合2度目のスコアリングポジションにランナーを背負う。それでもアウト全てを三振で奪い、得点を許さない。6回にも坂田結來(京都両洋)にライト前に運ばれると、ディレードスチールも許し、この回も得点圏にランナーを置く投手・イチロー。それでも、切れ味鋭いスライダーで後続を断ち、ゼロ行進を続ける。6回裏、打者・イチローはセカンドフライに倒れたが、松井稼がライト戦への二塁打で出塁すると、後続にタイムリーが飛び出し5-0。2死二塁で松井秀にも打席が回ったが、ライトフライに打ち取られた。
7回には、サード・松井秀が内野ゴロを軽快にさばき、ライトの好プレーにマウンドのイチローは両手を突き上げ、笑顔で拍手を送る。2死からサード強襲ヒットでランナーを許したが、投手・イチローは次の打者を133キロの速球で空振り三振に抑える。
8回、投手・イチローは、1死走者なしで1番・福田を迎え、この日3本目となるヒットを打たれると、マウンドで悔しそうな表情を浮かべた。その裏、無死一塁で打者・イチローは、初球を捉え、ライト前に鋭いヒットを放ち、この日2安打をマーク。打線が繋がり2点を追加し、松井秀にも打席が回ったが、見逃し三振に倒れた。9回も投手・イチローがマウンドに上がり、相手打線を抑え、2年連続の完封勝利をあげた。














