海の地図=海図の作成を支えてきた和歌山県那智勝浦町の下里水路観測所。

来年3月末で閉鎖することが決まり、12日、最後の一般公開が行われました。

下里水路観測所は、1954年に設立された海上保安庁の施設で、船舶の航行に必要なデータの収集などの業務を担ってきました。

特にレーザーを人工衛星に照射することで水深や地形を1センチ単位の精度で測定できるSLRと呼ばれる技術で海図作成を支えてきました。

しかし近年、人工衛星を利用して容易に高精度な測定ができるようになったことから、年内でレーザー観測を終了することになりました。

(訪れた人)
「ここで何をしているのかなと、ずっと疑問に思っていたが、距離を測っていると初めて知って勉強になった」

レーザー観測の終了とともに下里水路観測所は役目を終え、施設自体も来年3月末で閉鎖することが決まっています。