山梨県内では1月25日、スリップ事故が相次ぎました。
路面の凍結に注意が必要な場所や対策を、ロードサービスを行うJAFに聞きました。
浅川博仁記者:
御坂峠で起きた事故現場です。路面はまだ凍結しています。

県内では24日夕方から夜にかけて各地で雪が降り、気温が下がった影響でスリップ事故が相次ぎました。

警察によりますと、25日午後4時までに47件のスリップ事故が起きたということです。


JAF山梨支部ロードサービス隊 竹腰直喜隊長:
橋の上やトンネルの出入り口で風が通り道になっているところが凍りやすくなっていますので、十分注意していただければと思います。

ロードサービスを行うJAF=日本自動車連盟によりますと、前日に雨や雪が降り、夜から翌日の朝にかけて気温が下がる場合に路面凍結が起きやすいといいます。

このうち、一見すると路面が濡れているように見えて実際は凍っているブラックアイスバーンには特に注意を呼び掛けています。




竹腰隊長:
冬場は路面が濡れているのを見たら、もしかしたら凍っているかもしれないと思って運転していただければと思います。急ブレーキ、急アクセル、急ハンドルを避けて、ゆっくり走っていただければと思います。有効な対策は「タイヤチェーン」を巻くことです。



竹腰隊長:
(タイヤ)チェーンを装着すると凍結した路面で比較的安全に走れると思います。下り坂が長くような路面だと、あらかじめタイヤチェーンをしっかり巻いてから走行していただければと思います。