北海道の十勝岳の噴火警戒レベルを「3」の「入山規制」に引き上げたことを受け、きょう午前、気象庁は記者会見を開きました。今後、雪の時期まで今の状況が続けば、レベル4「高齢者等避難」への引き上げも検討するとしています。
気象庁は、きょう午前9時半、十勝岳の噴火警戒レベルをレベル「3」の「入山規制」に引き上げました。
気象庁によりますと、十勝岳では先月17日以降、規模の大きな火山性地震が増加しているということです。
十勝岳の硫黄沢観測点では、きょうまでの30日間に、噴火警戒レベル「3」の基準となる「最大振幅2マイクロメートル以上」の火山性地震が5回観測されたといいます。
北海道の活火山で噴火警戒レベルが「3」に引き上げられるのは初めてです。
また、気象庁によりますと、十勝岳は30年に1回ほどの頻度で噴火を繰り返していて、前回噴火した1989年からすでに37年が経過しているということです。
気象庁は、噴火警戒レベルを「4」に引き上げる基準として「積雪期にレベル3の基準を満たした場合」と定めていて、雪の時期にも今の状況が続く場合には引き上げの可能性もあるとしています。
そのうえで「引き続き火山活動の状況を見極めたい」としています。
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