日本航空はきょう、国内で初めてとなる自動飛行のドローンを使った飛行機の「外観検査」の実証実験を公開しました。備えるのは、「将来の人手不足」です。

報告
「飛行機の近くを飛んでいるドローンがパシャッパシャッとフラッシュをたいて、撮影をしています」

きょう、日本航空が公開したのは、飛行機の点検のうち、機体表面の傷や塗装のはがれなどの「外観検査」に自動飛行ドローンを使用する実証実験です。

ドローンには高精度カメラが搭載され、例えば、小型機1機の点検では900枚ほどの画像を撮影し、整備士が確認。これにより、長い時には10時間かかることもある作業が2~3時間ほどまで短縮可能です。

JALエンジニアリング 整備士
「解像度としては満足しているかなと。あとは撮る角度とか、全部正面なので、斜めから撮れたりすると、今後、違うものも見えてくるのかなという形ですね」

当面はドローン1機を使い、活用法の検討を重ねるということです。

日本航空は先月にも、作業効率の改善のため、「リモコン式機体洗浄ロボット」の成田空港への導入を発表。

こうした技術の検証を進める背景について、「インバウンドの増加などの中で、将来的な働き手不足にも備えるため」などとしています。