大雨による土砂崩れで通学路が突然ふさがれ、27人の児童・生徒が一時下校できなくなった。そのピンチを救ったのは、地元・利賀市民センターの職員たちのとっさの行動でした。同じ学校では、地元の川で育った"やまアユ"が給食に初登場するという明るいニュースもありました。子どもたちを守り、地域の味を伝えるふたつの出来事です。

「利賀のやまアユ」、給食に初登場

富山県南砺市の義務教育学校「利賀学舎」の給食に、この日、特別な一品が並びました。利賀村の百瀬川でとれた「やまアユ」です。

小ぶりながらも香り高いのが特徴で、130匹が塩焼きで振る舞われました。この取り組みは、地元の食を知ってもらう食育の一環として利賀村漁業協同組合が企画したもので、やまアユが学校給食に提供されるのは今回が初めてのことです。

給食の時間、食堂には子どもたちの笑顔があふれました。串に刺さった焼きアユをほおばった子どもたちは、口々に感想を話してくれました。

【児童】
「ちょっと苦いけど、めちゃくちゃうまい。今、2本食べたけど、あともう1匹で3本目です」

【児童】
「すごいふわふわで、おいしかった。イワナだけじゃなくて、アユも食べていこうって思いました」

地元の食材が子どもたちの心にしっかりと届いた瞬間でした。