海上の雨雲を人工的に制御し、豪雨被害を防ぐ技術の開発が進んでいます。千葉大学や富山大学などの研究チームによる「AMAGOI(あまごい)プロジェクト」は、今年12月から富山県入善町で本格的な実証実験を開始します。11日、富山市内で報道機関向けの説明会が開かれました。

このプロジェクトで用いるのは、海上の雨雲に飛行機からドライアイスを散布し、人工的に雨雲を発達させて上陸前に雨を降らせる「シーディング」という技術です。

ことし1月に入善町で行った予備実験では、このシーディングによりドライアイスが気化したとみられる雲の発生を確認しました。


次のステップとして研究チームはことし12月から来年3月にかけて、入善町で実証実験を行い雲に対してドライアイスを散布する回数を増やし降水量に変化があるかなどを検証します。

富山大学都市デザイン学部 安永数明さん
「自然を相手に、その真理であるとか、そこの中のメカニズムみたいなものをいちばん大切にしながら研究はしているんですけれども、それが今回のような豪雨の抑制につながるのであれば、非常にやりがいがあるというふうに感じています。情報をオープンにしながら、(人々の)理解を得ながら、こうした社会課題に立ち向かっていきたい」














