高知県佐川町で水道水が濁り、約7000人の住民生活に影響が出たことについて、町は水質検査を行った結果、安全基準を満たしたことを確認し、飲み水としての利用制限を解除しました。

「濁度」が国の基準値を超えた「新室原水源地」(高知・佐川町)

佐川、斗賀野(とかの)、永野、加茂(かも)の4地区の水源となっている「新室原(しんむろはら)水源地」です。5日未明、水の濁り度合いを示す「濁度(だくど)」の数値が国の基準値を超えました。

町内4か所に臨時の給水所を設置

のため町は4地区の住民に対し、水道水を「飲料・調理用」として使用しないよう制限。町内4か所に飲み水を供給する臨時の給水所を設置しました。その後、水質検査の結果、安全が確認されたとしてきょう正午に制限を解除。給水所も閉鎖されました。「新室原水源地」では6月にも同様の濁りが発生しています。

2度目の制限に住民から「徹底的な調査」求める声も

▼訪れた人「あしたから雨も降るきね、また心配」
▼訪れた人「1回目のときに原因を調べたらしいですけれど、やはり分からなかったということで、結局また(濁りによる制限に)なったということは、何か原因があるので、もうちょっと徹底的に調査をしてほしい」

片岡雄司(かたおかゆうじ)町長は改めて謝罪した上でー

佐川町 片岡雄司町長

県内では6日以降、警報級の大雨となる可能性がありますが、町は「すぐに対処することは難しく、万一濁りが発生した場合、同じような対応を取ることになる」としています。このため、今ある他の水源地を活用しながら、別ルートで給水を行うなど、継続して安全に水道が使えるよう検討する方針です。