知り合いの男性の住むアパートにガソリンのようなものを入れた瓶を持って行き、火をつけようとしたとして、信用金庫職員の男が24日、逮捕されました。

放火予備の疑いで逮捕されたのは、山口市の信用金庫職員の男(29)です。

警察によりますと、男は24日午前1時半ごろ、市内の自営業の男性(32)の住むアパートを燃やす目的で、玄関先にガラス瓶に入れたガソリンのような液体を持って行った疑いがもたれています。男性の家族から「玄関先に不審な人がいる」と110番通報があり、事件が発覚しました。

男はほかに凶器などは持っておらず、男性や家族にけがや被害はありませんでした。警察の調べに「間違いない」と容疑を認めているということです。男と男性は顔見知りでしたが、詳しい関係性はわかっておらず、警察で、火をつけようとした動機などを捜査しています。