いつどこで大雨が起きてもおかしくない…台風と前線の“挟み撃ち”で高まるリスク
井上キャスター:
沖縄に停滞している台風はどのようになくなっていくのでしょうか。

坂口愛美気象予報士:
台風は自力では動けず、何らかの風に乗って進んでいきます。
現在、台風24号は東側にある太平洋高気圧のふちに沿って北寄りに進んでいます。
しかし、太平洋高気圧は5日~6日にかけて東へ退いてしまい、台風24号を動かす風がなくなってしまいます。

次に来る風は何が来るか。
この時期は、偏西風に乗って東へ進むことも考えられるのですが、現在、偏西風はかなり北を流れており、しかも秋雨前線が南下してきています。
前線の北側には秋の高気圧があり、この高気圧に押さえつけられるような形で台風がどこにも身動きが取れなくなり、沖縄のあたりで迷走しているのです。
来週の半ばぐらいに、再び太平洋高気圧が張り出してきたら、高気圧のふちに沿って北上していくとみられますが、まだはっきりと定まってはいません。
井上キャスター:
今後、秋雨前線がどこにあるかによって、雨の降り方は変わってくるのでしょうか。
坂口愛美気象予報士:
今回の台風は、同じ場所に停滞し、海面水温も高いので、台風としてはそこまで強くないものの、衰えないのです。
その間に前線が上下するので、その前線の位置によって、いつ、どこで大雨災害が起きてもおかしくないという状況になっています。
井上キャスター:
今の予測技術でも予測しづらいので、我々としては広く呼びかけなければいけませんが、受け取り手に混乱を招く部分もあります。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
以前に比べると、スーパーコンピュータの力でかなり詳細に予測ができるようになりましたが、逆に予測ができることで安心してしまい、その予測を超えたような大雨が最近は多発しています。
さらに、別な角度で用心しないといけないという局面が出てきているような気がします。














