核軍縮に関する専門家の会議が広島市で開かれ、核兵器をめぐるリスクを議論しました。

県などが開いた会議、「ひろしまラウンドテーブル」は今回で13回目で、日本やベトナム、アメリカ、ロシアなど10か国の専門家が意見を交わしました。

終了後の会見で、議長を務めた一橋大学の秋山信将教授は「国際情勢の悪化やAIの発達で、核兵器使用の懸念が高まっている」と指摘しました。

会議では「昨今の核兵器をめぐる規範意識の弱体化」や「激化する核軍拡」など10のリスクを議論しました。そして「核兵器の不使用を再確認し武力紛争を防ぐべき」「NPTの運用を検討する再検討会議の信頼性を回復すべき」といった意見をまとめました。

一橋大学大学院 秋山信将教授
「リスクが可視化されたうえで議論していくのは重みが違うと思っていて、広島から発信できたというのは非常に有意義であった」

今回の議論は「Nuclear Forecast」という提言として、各国の政府や研究者らに発信する予定です。