今後の台風や雨の見通しについて、坂口愛美気象予報士の解説です。

今、日本付近は非常に危険な状況となっています。日本の南には台風24号があります。日本列島には秋雨前線がかかっているのですが、台風周辺の湿った空気が前線に向かって流れ込むことで、大気の状態が不安定となっています。

これは、大雨になりやすい非常に危険なパターンなのですが、今回は、この状況が長く続くというのが特徴です。台風24号はこのあと北上して、3日(木曜日)から4日(金曜日)にかけて沖縄や奄美に接近したあと、また南に下がってくるような、予報円も重なってよくわからないような状況になっています。

今回、台風も停滞しそう、また、秋雨前線も本州付近に停滞しそうということで、この大雨に警戒が必要な期間が長引きそうです。

3日の雨の降り方を見ていきます。3日は特に朝から日本海側中心に、再び北陸などでも大雨となりそうです。その後、次第に西日本の太平洋側でも雨の量が増えてきそうです。各地で100ミリを超えるような雨の降り方となりそうです。

その後、週末にかけて、特に4日(金曜日)、5日(土曜日)、6日(日曜日)は関東を含めて太平洋側で再び雨の量が増えてきそうです。特に四国では総雨量500ミリを超えるような危険な降り方となってもおかしくありません。

1日に開かれた異常気象分析検討会で、中村尚会長が「過去の経験や常識が通用しづらくなってきている。今後は観測史上1位となる雨が降ることを想定すべき」だと、早めの備えを呼びかけています。いつどこで災害が起きてもおかしくありません。