“17分間”に警察の初動に問題があったのか

中村さんの妻は2021年、警察の初動対応を明らかにするために県などを相手取り提訴。「県警の通信指令課や現場の警察官が適切に対応していれば夫は殺害されることはなかった」と訴えてきました。

争点は、県警に最初の通報があった午後2時7分から、中村さんが殺害された午後2時24分までの「17分間」に、警察の初動に問題があったかどうかです。

一審の富山地裁は、「県警は中村さんが殺害される直前まで犯人が拳銃を発射する危険があったとは認識できなかった」などとして原告側の請求を棄却しました。

控訴審で中村さん側は「現場に先着した警察官は中村さんが殺害される10分以上前の時点で拳銃を奪われていることを認識していて一審判決の事実認定に誤りがある」と主張していました。