静岡市は9月2日、インフルエンザの患者が急増しているとして流行期に入ったと発表しました。8月中の流行期入りは、過去10年間で最も早いということで、静岡市は警戒を強めています。
静岡市の小児科医院「キッズクリニックさの」では、夏休みに入ってからインフルエンザの患者が徐々に増えてきたといいます。
<キッズクリニックさの 佐野正院長>
「(夏休みに入って)パラパラおかしいなっていう感じはあったんですね。夏休み期間中はあまり流行らないんですよね。だから今年はそういう意味でちょっと意外」
静岡市によりますと、8月17日からの1週間に市内の医療機関で報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり1.56人となり、流行期の目安となる「1人」を超えました。
<静岡市 難波喬司市長>
「学校が始まったというところが感染拡大につながる可能性がありますので、警戒感を強めていかないといけない」
8月中の流行期入りは過去10年間で最も早いということです。
こうした状況を受け、キッズクリニックさのでは、9月15日からインフルワクチンの予約の受付を始める予定です。
<佐野院長>
「意識として今年は打とうかなとか、早く打とうかなって思ってらっしゃる方が多いのではないかと予想して」
静岡県によりますと、流行エリアは静岡市だけでなく、県東部のほとんどがすでに流行期に入っています。感染症の専門家は、「異例の早さ」をこう分析します。
「旅行に来られた南半球の外国の方が日本に持ち込んで、夏の終わりから秋に日本に入ってきて、それから流行りだすのが例年のタイプなので、それが少し早かったのかもしれないと思っています」
それでは流行のピークはいつになるのでしょうか。
<後藤センター長>
「高いピークの流行の波ではなくて低めの波が広い裾野でだらだら続く。9月から来年3月ぐらいまでゆっくり続くんじゃないかと思います」
後藤センター長は、風邪の症状がある方はインフルエンザの検査を受けること、無理して学校や会社に行かず、人に移さないことを心がけてほしいと呼びかけています。














