後輩たちから感謝の言葉

最後に花束贈呈で小川泰弘(36)、高橋奎二(29)、山野太一(27)、奥川恭伸(25)ら投手陣が登場した。まず、小川が話すとすぐに涙があふれ出し「自分にとってはいつも前を明るく照らしてくださる本当に偉大な存在でした。もうキャッチボールできないのは本当に寂しいんですけど、石川さんから学んだことはたくさんあるのでしっかり後輩たちに受け継いで後輩たちと頑張って石川さんに喜んでいただけるようなピッチングができるようがんばります。」と涙声で語った。

髙橋は「キャッチボールできなくなるっていうのはすごい寂しくてここ最近やっとキャッチボールを褒めてくださって、それがすごい嬉しくて、またやりたいなと思ってたんですけどできなくなるっていうのがすごく寂しいです。石川さんがいなくても、しっかり自分で独り立ちして、これからも頑張っていきたい」と口にすると、石川からは「ちょっともっと頑張らないと」とチームの柱として活躍するようにエールが送られた。

この日阪神戦で先発を務める山野は「節目の日に僕が先発ということで何とか今日は石川さんに勝利を届けられるように頑張りたいと思います」と大先輩を送り出し、奥川は「僕が苦しい時期もアドバイスいただいたりプライベートでもご飯に誘っていただいたり感謝しています。これからはピッチャーみんなで強いスワローズを築いていけるように頑張っていきたいと思います」と石川の意思を受け継ぐことを誓った。

◆石川雅規(いしかわ・まさのり)
1980年1月22日生まれ。46歳。秋田県出身。左投げ左打ち
青山学院大学卒業後、2001年ドラフト会議でドラフト自由獲得枠にてヤクルトに入団。1年目の2002年に12勝を挙げ新人王に輝いた。2008年には防御率2.68で最優秀防御率のタイトルとゴールデングラブ賞を獲得した。188勝をあげ、9月1日時点で現役のNPB通算勝利数最多投手となる。身長167cm、体重73㎏の小柄ながらも24年連続勝利を収めるなど“小さな大投手として活躍”。プロ25年連続勝利と200勝を目標に掲げ、昨季の推定年俸4000万円から20%減の3200万円でヤクルトと契約更改した。