記録的な大雨から6日目。氷見市では、土砂崩れなどの影響で、1日も3つの地区で孤立状態が続いていましたが、市は1日午後5時、通行止めが解消されたため味川での孤立が解消したと発表しました。しかし、氷見市では依然、床鍋と上原の2つの地区19世帯26人で孤立状態が続いています。

氷見市内では、土砂崩れなどの影響で今も2つの地区であわせて19世帯・26人が孤立状態となっています。
このうち、集落に続く道路があちこちで崩落している床鍋地区に徒歩で取材に入ってみるとー。

床鍋地区の住民
「とくし丸、もう来るんやわ。もう来るから行かんなん」

床鍋地区・柳原栄信区長
「移動スーパー。移動スーパー来るから、俺、買い物に行くがで」

移動スーパーが来ることができるのは、崩落した道路の手前まで。

住民たちは集落を出て崩落した箇所の横を通り徒歩で移動スーパーまでやってきました。


住民
「ここまででもうやっとやわ」

とくし丸・成瀬裕さん
「おばあさん、大変やったね」

住民
「来てくれてありがとうございます。顔なじみの人がいいわいね」

この移動スーパーは、毎週金曜日に床鍋地区を訪れていますが、今回は、市から連絡を受けて臨時で販売にやってきました。

先月27日の大雨で孤立してから、初めての移動スーパーで、住民たちは、久しぶりに肉や魚などの生鮮食品などを買うことができました。


みんなと顔を合わせ好きなものを買うことができ、自然と笑顔が戻ってきました。

住民
「今までおかげさんで冷凍室に入れていたもんで何とか。肉とかちょうど切れたとこ」

記者
「きょう何を食べられます?」
住民
「きょうは何を食べよう、お刺身」

とくし丸・成瀬裕さん
「元気玉どうぞ(乳酸菌飲料を渡す)」
住民
「ありがとうございます、ごちそうになります」
住民
「楽しいっていうか、やっぱ気分転換にもなるし」

床鍋地区・柳原栄信区長
「やっぱ、すっごいストレスたまってきたわ…アイスちゃないがやろ?」

とくし丸・成瀬裕さん
「持って来とるよ」
床鍋地区・柳原栄信区長
「あーよかった、俺アイスほしかったがやぜ」

柳原区長は、家族4人分のアイスを買うことができました。
床鍋地区・柳原栄信区長
「あってよかった、助かったわ。みんな顔見たら、にこにこにこにこしておられるね。あー助かるわいうてね」

とくし丸・成瀬裕さん
「きょうはみなさんの笑顔を見させていただいて、非常に力強く感じてます。きょうは逆に力をいただいたなというふうに思っております。氷見市内3台で回っていますので、みなさんの手助けできるようにしていきたいと思っています」

移動スーパーは週1回ですが、孤立状態が長期化する場合、必要に応じて週2回の販売も検討するとしています。














