中国と安全保障協定を結び、中国の軍事拠点となる懸念が出ている南太平洋のソロモン諸島をアメリカ政府の高官が訪れ、「状況に応じた対応をとる」と警告しました。
アメリカ政府のキャンベルインド太平洋調整官らは22日、南太平洋の島しょ国ソロモン諸島の首都ホニアラを訪れ、ソガバレ首相らと会談しました。
アメリカ政府によりますと、会談でキャンベル氏らはソロモン諸島が最近締結した中国との安全保障協定について「地域の安全保障に影響を及ぼす可能性がある」と懸念を示しました。
その上で、「もし事実上の軍事拠点を確立する措置が取られれば、アメリカは重大な懸念を持ち、状況に応じた対応をとる」と伝えたということです。
ソロモン諸島側は「協定は国内への適用に限ったもので、軍事基地化や長期駐留はない」と説明したということですが、アメリカ側は今後の動向を注視していく考えを強調したとしています。
注目の記事
高市政権の物価高対策に野党から不満の声 与党は“物価高対策”を提言「重点支援地方交付金」とは【Nスタ解説】

【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









