■侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 1ー7 大学日本代表(29日、明治神宮野球場)
高校日本代表は、台湾・台北市で9月7日から開催される『第14回BFA U18アジア野球選手権』に向け、大学日本代表との壮行試合に臨んだ。雨が降りしきる中で行われた一戦は、先発の織田翔希(3年、横浜)が大学日本代表の猛打につかまり2回6失点。打線は1回に4番・山田凜虎(3年、智弁和歌山)が適時打を放つもその後は、反撃及ばず完敗を喫した。
試合後、織田は「天候関係なく、本当に自分としてもすごく楽しみでしたし、投げてみて足りない部分がすごくわかったなって思いが一番です」と振り返った。
この日の登板では、最速156kmをマーク。それでも織田は「球速表示では表せないような真っ直ぐの質、張られていたら打たれてしまいましたし、ボール球も泳いでっていうのがあったので」と自身の投球を分析。続けて「キレの部分も含めてですけど、すごくいい経験ができたと思うので、この経験を生かして、まずはアジア選手権、しっかりと臨みたいなと思います」と前を向いた。
対戦した大学日本代表には「今まで戦った中で一番強かったですし、すごく投げてて難しかった」と率直な感想を口にした。一方で、「軽く打ち返されてしまうっていうのがあって。ベンチから見てて大学生の球は力感なく、すごく力強い真っ直ぐがきてるっていうのを高校ジャパンのみんなから聞いた」と大学生の投球からもヒントを得た様子。織田は「改善していきたい」と今回の経験を成長につなげる考えを示し、アジア選手権に向けては「チームのために全力で投げたいと思います」と力を込めた。
高校日本代表を率いる岡田龍生監督も、敗戦の中から課題を見据えた。「チームで攻める気持ちもあったし、しかしながら今日と同じようにヒットが続くわけでもないので、ここに足を絡めたり、細かいことをやりながら点を取って、それを何とかみんなで守り切って、勝ち切りたいなと思います」。
その上で、チームへの確かな手応えも語った。「このチームなら僕は絶対優勝できると思う。ぜひチャンピオンになって帰ってきたい。優勝したいなと思います」。大学日本代表との壮行試合で多くの課題を得た高校日本代表。織田は自身の課題と新たなヒントを手にし、岡田監督はチームの可能性を信じている。台湾で始まる本戦へ、この試合で得た経験を糧に戦いを進めていく。














