仙台市中心部で、40年に渡って愛されてきた喫茶店が1月28日に閉店することになりました。自らを「根っからのコーヒー好き」と称する74歳のマスター、コーヒーと共に歩んだ40年を語ってくれました。
コーヒーが評判“40年間”夫婦で営む喫茶店
仙台市青葉区一番町の喫茶店「アズタイム」。1983年のオープン以来、コーヒー好きの憩いの場として親しまれてきました。

アズタイム・鈴木輝夫さん:「きょうはどういうコーヒー作ろうという毎日の連続なので、一日も仕事がいやだと思ったことがないんですよ、40年間」

マスターの鈴木輝夫さん(74)が妻・由美子さん(69)と共に歴史を紡いできた「アズタイム」。
入居しているビルの売却に伴い、今月28日に閉店することになりました。
大学卒業後、自分の店を出そうと喫茶店めぐりをしていた頃に、同じくコーヒー好きの由美子さんと出会い結婚。1977年、29歳で初めての店を仙台市中心部にオープンしました。
鈴木輝夫さん:「『きのうはこういうコーヒーだったから、きょうは少しこういうコーヒー作りたい』とか味見しながら作っていって、『きょうはできた!』と思うのがうれしくて、それが毎日の連続でしたね」

そして、新たな店舗を開き、コーヒーの味を極めていきます。